日本野鳥の会が、テレビ朝日が放送した「モーニングショー」内でのバードストライクに関する発言に抗議文を送ったことが明らかになった。
発言者は、風力発電が進まない理由として「バードストライクなどネガティブ情報を出す人達がいる。
鳥が可哀想だと。でも、普通の建物でも起こるので、一種の迷信に近い話」と語ったが、日本野鳥の会はこの発言を事実誤認として批判した。
引用元1
日本野鳥の会が、テレビ朝日のワイドショー「モーニングショー」内で行われた「バードストライク」についての発言をめぐり、テレ朝に抗議文を送ったとのことです。
テレビの影響力は大きいので、誤った情報が拡散されるのは問題ですね。日本野鳥の会は、風力発電による「バードストライク」の問題を取り上げており、風車に鳥類が衝突して死傷する問題があることを説明し、正確な情報を伝えるべきだと抗議したとのことです。
自然や生物多様性の保護はとても大切なことなので、適切な情報を正確に伝えることが必要ですね。
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今回の「モー二ングショー」の風力発電の件の報道進行については、日本野鳥の会の抗議文の方が正論ですね。何か問題を取り上げる時最近のワイドショーはモーニングショーだけでなく他番組も専門家と称する人物の論説を聞きますが、一方に偏っていますね。視聴者はTVの報道を信用しているのですから、もう少し偏らない両論の報道を願います。
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番組見てました。玉川取材ですね。
バードストライクの部分も気になったのですが、私が見ていて一番引っかかったのは「漁業被害はやってみないと分からない」という点でした。漁業従事者にとっては死活問題ですし、漁業資産的な問題もはらんでいると思うのですが…。
洋上風力発電自体は注目に値するとおもうのですが、この玉川取材に関しては、不十分な点が補われていない提案だと感じました。
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風力発電が進まないのはバードストライクに対する意見が原因ではなく、政策的課題によるものと言うのは正しい。
野鳥の会が言いたいのは、
「だって、野鳥の会がいくら騒いだって言う事なんか聞いてくれないだろーが、、、。
既にバードストライクは起こっていて、希少種なんかも含まれている。
それでもなんかしてくれたか?
端から言う事を聞く気も無いのに都合良くスケープゴートにするな」ってこと。
方や中国を利する様な太陽光発電とかはパネルの廃棄問題や木の伐採による山の保水力の低下など、問題点が山積みなんだから、もっと騒いでも良い。
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そのコメントをしたコメンテーターに、まずは発言の根拠を質してみるのがよいのでは。記事によると、そのコメンテーターは、「バードストライクで鳥が可哀想とのネガティブ情報を出す人達がいて、日本で風力発電が進まない。しかし、バードストライクは、普通の建物でも起こるので、一種の迷信」との旨を解説したという。野鳥の会もそれがなぜ「明らかに事実誤認」か説明をすればよい。モーニングショーは、次回の番組で、両者の見解を取り上げて議論し直せば、それはまたよい番組になるのではと思うが、どう?
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日本野鳥の会の研究員が、洋上風力発電の立地場所と希少猛禽類のバードストライクによる死亡事故の調査結果や原因の解析結果を詳細に研究して報告していたのを記憶している。ちょうど飛翔経路に設置されることが多く、広範囲な生態系の保全が求められる猛禽類の生息が脅かされる内容であった。生物多様性の保全をどこまで行うかは人が決める話だが、抗議文にあるようにそこに設置しなければならないかはよく考えるべきと思う。
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そもそも日本にはそんなに風力発電に適し且つ速やかに増設出来る土地が少ない。
風力発電付近に居住する人達が体調不良を訴える事にも国として、風力発電に原因がありそうだとしながらも因果関係が明確には分からずお手上げのまま。
バードストライクの中で野鳥の会が指摘する高次捕食者の猛禽類が多い事が問題。
日本の生態系は全体的に高次捕食者を乱獲してきた歴史であり、その結果低次捕食者が増え過ぎて森林生態系の破壊と人里や市街地への出没や農作物への食害にも繋がっている。
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地方の風車近くのエリアの自然保護関係の団体は、大体どこでもバードストライクを大なり小なり問題にしていると思う。自称専門家が登場して「迷信」と言った時点で「かなりバイアスのかかった人間だ」と感じた人は多かったと思う。今更だけど、テレビは年寄りと情弱向けに作られている。