栗山監督「ヤバかったよね」城石コーチが明かしたWBC準決勝の裏話

侍ジャパンがWBCで14年ぶりの優勝を果たした時のエピソードが報じられました。メキシコ戦で村上選手がサヨナラの逆転打を放ち、この勝利で栗山監督は思わず「あれ、村上が打ってなかったら、俺たちヤバかったよね」と漏らしたとのことです。

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記事によれば

城石憲之内野守備走塁兼走塁コーチが、WBCでの準決勝メキシコ戦の直後に栗山監督が思わず漏らした一言を明かした。栗山監督はサヨナラ勝ちの瞬間、「あれ、ムネ(村上)が打ってなかったら、俺たちヤバかったよね」と、思わず漏らしていたことが分かった。 2人は試合後に会話し、2人で胸をなで下ろしたという。

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<ニュースに対する反応>

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最後まで村上を信じた栗山監督は凄い。それがあったから村上のサヨナラと次の日のホームランにつながったと思う。栗山監督達が言うように勝った負けたで、世間の評価が大きく変わっただろうが、それは本当に紙一重で、応援や評価する方も考えさせられることですね。

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この大会での村上の状態からあの場面を任せるのは勇気が必要だったと思う。
それでも栗山監督には選手を信用して、守る覚悟が有った上での事でしょう。
プレッシャーがかかった状況で監督の期待に応えた村上も素晴らしかった。
大谷も言っていたが結果が出せない状況が続いていた村上が覚醒できてよかった。
スワローズファンでは無いけど村上は今シーズンも活躍するでしょう。

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メキシコ戦の最終局面で、これまで精彩を欠いていた村上選手に全てを託すことは確かに大きな賭けの一つだったと思われます。
しかし村上選手はその重圧に耐え、最後まで変わらなかった監督の期待に応えて決勝打を放ち、その後も奮起して決勝戦で貴重な同点本塁打を打ちました。
「俺たちヤバかったよね」は今回の村上選手の奮起の結果があったからこそ言える本音です。
仮にもし最悪の結果に終わった場合でも、栗山監督は決して彼のせいにはせず、日本の三冠王に全てを託した結果なので悔いはないと言っていたはずです。
村上選手の起用に関しては、彼の力量とこれからの彼の日本野球界での活躍を期待して、栗山監督の並々ならない覚悟があったと推察されます。

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村上に関しては栗山監督の真骨頂が出た。

ファイターズ時代も来日1年目に打てないレアードを辛抱して辛抱して使い続け、HR30本打てる打者に育て上げた。それが翌年のレアードHR王につながり、日本一につながる。あの采配は栗山監督しか出来ない。

今回の村上も外の人間は、スタメンから外せとか、もっと下位に置けとかの意見はあったし、メキシコ線も代打が出て(もしくは村上自身に)バントもあり得た場面。そこを打ての采配をした。信頼に答えた村上も素晴らしかったが、他の監督だったらほぼ100%バントの場面(イニング、点差など含め)で打てのサインを出した栗山監督の凄さが光った。

結局、このメキシコ戦が決勝戦での貴重なHRにつながる訳で。

今回のWBCは栗山監督のらしさ全開だった。

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打ったからこういう言葉になったと思うけれど、もし打たなかったら・・。 あの場面、もし打てなくてまた三振に倒れていたら、たぶん監督は言い訳せず責任を全部自分で背負い込んだと思う。任せるということはそういうことだと思うし、もう監督は、実はかなり前からそこまで覚悟を決めて使っていたと思う。あの場面を任せるということはそういうことだと思います。

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野球の監督というのはギャンブラー的な勘が必須条件だろう。
栗山監督が日ハムの監督を辞任したのは長く続いた日ハムの成績不振にあったのは明らかだ。
その監督がWBCの監督に抜擢された裏事情はどんなものだったのかは今だにどの記事にもなく誰も言及しない。
そもそもWBCともなれば監督のプレッシャーは大きい。負ければ全て監督の責任となる。しかも過去は2大会連続ベスト4だ。今大会ではアメリカはメジャーの主力選手を投入してくるという情報はあったはず。
おそらく監督候補には何人かのオファーがありその中で栗山監督が積極姿勢を明らかにしたのだろう。
そもそも勝てるかわからないこの大勝負に出たという栗山監督の勘が勝因だろう。

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ハイリスク・ハイリターンの戦術を選んだのは間違いない。結果として成功したので、素晴らしいドラマを生み美談になったが、失敗する可能性も高く、もし失敗して負けていれば、激烈に批判されただろう。
これまでの日本ならスモールベースボールを徹底し、確実にバントで走者を進めて、スクイズか犠牲フライで同点を目指したはずだ。どう勝ち越すかは同点にしてから考えれば良いこと。
しかし、栗山監督は一挙にサヨナラ勝ちも狙える強打を選択した。柔和に見えて、なかなかのギャンブラーだ。
どちらが戦術としていいかという問題ではない。不確実性を前にしてリスクを取れるかどうかの問題。
決勝戦ではアメリカが、9回1点差、無死走者一塁の場面で、バントで走者を得点圏に進めることをせず、同じようにヒッティングに出たが、結局併殺、三振で敗戦となった。
今回はたまたま勝利の女神が日本に微笑んだが、準決勝でも決勝でも薄氷の勝利だった。

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<まとめ>

侍ジャパンがWBCで14年ぶりの優勝を果たした時のエピソードが報じられました。メキシコ戦で村上選手がサヨナラの逆転打を放ち、この勝利で栗山監督は思わず「あれ、村上が打ってなかったら、俺たちヤバかったよね」と漏らしたとのことです。

大事な試合で、監督の采配が裏目に出ると、マスコミやファンから批判されかねない中、栗山監督は緊張に襲われたのかもしれません。それが村上選手の素晴らしい打撃によって報われ、勝利につながったわけですが、そんな困難な場面でも、栗山監督が堂々と采配を振るう姿勢には、私たちも学ぶことが多いのではないでしょうか。

記事の正確性については無保証です。「ニュースに対する反応」、「まとめ」は、機械的に内容をまとめており、筆者の意見を表明するものではありません。

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