読売新聞の国公立大学への調査によると、過去5年間で78人の教授らがセクハラやわいせつ行為で懲戒処分を受けたことがわかった。全学生の8割が通う私立大学でも同様の問題が起きていると見られる。 「表に出ている被害は、氷山の一角だろう」と指摘され、大学側は世間の評判を気にして公表を避けるケースも少なくないとされている。
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国公立大学において、セクハラやわいせつ行為で懲戒処分を受けた教授らが過去5年間で78人もいたことが新たに明らかにされました。
私立大学でも同様の問題が起きているとみられており、専門家は「表に出ている被害は氷山の一角」と指摘しています。
記事には、早稲田大の院生時代に教授からセクハラ行為を受けた作家・深沢レナさんの事例も紹介されています。
深沢さんによれば、指導教員にとって学生の卒業後のキャリアや学位の取得が関係しているため、アカデミック・ハラスメントが起こるケースが多いとのことです。
また、学生たちは相談をためらう傾向があるとされています。
大学が教職員を懲戒処分しても、公表するかどうかは大学の判断に任されています。
文部科学省は去年11月に大学でのセクハラ事案の懲戒処分について、公表するよう大学に通達しましたが、実行されていないことが明らかになっています。
被害者は声を上げることができず、大学側は配慮を理由に公表を避けるケースもあるとのことですが、大学が公表することが必要であると吉武博通名誉教授はコメントしています。
学生が安心して学べる環境作りが求められます。
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教授のセクハラって、受ければ立派な論文になるように手厚い指導をして、断れば未熟さを責められて、尚且つ指導もなく成績も低くつけられるんでしょう。それを、成績が本当に危うい子とか、コンプレクスのある子にするんでしょう。人の弱味につけ込んで。酷い話です。成績がどうだろうが、その成績を自分で受け止めて自分でやると決めないと、つけ込まれますね。学生から見たら教授って凄いかも知れないけど、セクハラに興味がある教授が、深い探究が出来るとは思えません。見せかけだけかもね。
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自分がハラスメント被害に合わないためには、防衛策が必要だと思います。
加害者は、おとなしくて訴える事ができない人を標的にします。
対策しやすいのは、教授の発言を録音しておくことだと思います。のちにセクハラの証拠として使えます。
さらに教授と二人きりにならないようにすることです。個人的な誘いは、毅然とした態度で断ることが重要でしょう。
これはおかしいと思ったら、すぐに同じ大学の友人や大学側に相談してみましょう。『私が我慢していれば丸く収まる』という考えで沈黙することは、ますます被害者を増やすことになります。
また大学側も、被害を減らすために、セクハラを隠すのではなく公表すべきだと考えます。
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>「要求を拒めば、論文に影響するかも」と不安に駆られた。
仕組みとして教授個人の裁量権を縮小・分散するという方法が取れれば良いですね。
論文の良し悪しや卒業の要件が個人の好き嫌いで判断されるような仕組みだと、セクハラのような案件に至らなくても教授と馬が合わないだけで不当な評価をされかねません。
同分野の教授3人からの評価で判断するなど、個人の裁量に任せないかつ「教授の評価方法や基準もオープンにする」仕組みが構築できれば、セクハラ対策にもなり、レベル自体も向上していくのではないかと思います。
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文科省が「被害者らのプライバシーに十分注意しつつ、公表すること」なんて言ってるしどこぞの教授さんも同じこと言ってる。
結局は被害者に配慮しつつ加害者にも配慮してうやむやのうちに揉み消せってこと。
きちんとハラスメントは外部に発信しないと学校が守るなんて考えること自体がナンセンス。学校を守るためと言いながら結果として自分の保身優先。
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ネグレクト型のアカハラってのもある。
自分が所属している学会の誰もやりたがらない音頭取りを率先してやる暇はあるのに学生の指導はしない、面談をすると向こうから言っておいて無視、ひでぇもんだよ。
国立文系は特に。もうさ、なんか宗教みたいだもんね。ジェンダー論を認めない人とは議論したくありませんとかちょっとゴメンもう一回言ってもらっていいですか?みたいな教員ザラにいるし。
瀬知山角なんか関東差別をしながらジェンダーを論じる。彼にとってのジェンダーとは一体何なのか、ああいう人が東大で教員を続けているうちは日本ではジェンダー論は根付かないと思うし、こういうセクハラがらみの問題も解決していかないと思わざるを得ない。
ジェンダー教。男と女原則として同じ権利が認められるべきだとは思うが、しかし身体的性差に基づく差違は現実思った以上にあるわけで。
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海外と違って日本は成績に対する外部評価が付けられないから担当教員のやりたい放題ができる。
英国は全ての成績に学外の人間の目が入るから、評定は全国統一基準。
オクスブリッジの成績も田舎の無名大学の成績も就活では同等に評価されるよ。
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昭和の時代に生きてきた人たちは「恋愛至上主義」にドップリ浸かっているからな。男性と女性の人間関係が「恋愛以外にはない」と考えてしまいがち(男性はそこに「性欲・劣情至上主義」がプラスされる)。もうそういう考え方は令和の時代には通用しないということを社会全体で共有したほうがいいのではないかと。特に「物書き」の人たちの意識改革が必要。