記事によれば
アメリカ政治が専門の前嶋和弘・上智大学教授が、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、WBCのアメリカでの反響について解説した。侍ジャパンの優勝で幕を閉じたが、アメリカでは誰も知らないと述べ、野球文化の違いを指摘した。しかし、世界に野球を広めた功績を評価し、大成功だと評した。
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<ニュースに対する反応>
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逆に言えばアメフトだって盛り上がるのはアメリカ国内くらいでしょう。
国民性だと思いますがどのスポーツでも世界大会よりも自分が応援しているチームの方が気になるのは変わらないと思います。
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それは知ってる。アメフトの人気とは比べ物にならないって何年も前のWBCから言われてたもんね。アメリカでもコアな野球ファンは見てただろうけど、全米が知ってるということはないだろう。しかもアメリカからすれば負け試合。サラッと結果伝えられて終わりだろうね。それは日本でも同じで、これだけ劇的な勝利でも興味ない人は興味ないだろう。
でも見ていた人の記憶に確実に残るし記録にも残る。そこから繋がるものがあるし、それでいいと思う。
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日本でも代表には興味なく、自分の推しチームにしか興味ない野球ファンは多数いますし。
それでもWBCが回数を重ねていって、今回の決勝みたくトラウトvs大谷がアメリカの野球関係者に注目されたように、参加するメジャーリーガーが増えてるように、影響力は少しずつ増していってるように感じる。
メジャーリーグの歴史の壁を壊すのは時間かかるよ。
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イチローさんも言っていたが第1回大会の時に比べて入場者数は格段に上がってきている。認知度、ブランドも、スター選手の参加で徐々にだが上がってきている。全く知らないと言っておいて、650万人見たと辻褄が合わないのは置いておいて、
サッカーW杯だって最初は15カ国くらいで始まっている。これから4年ごとに名勝負を繰り広げてくれればまた、スター選手を輩出すれば、世界的なスポーツになってくれるのではないかと思う。まだまだこれからである。
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アメリカ人が誰も知らなくても、国を代表した20か国のチーム、野球大好きな人たちが活躍したWBCは大変盛り上がって楽しかったです。そもそもアメリカで盛り上がっていないのに、放映権も運営も利益もアメリカが独占している方が不自然でしょう。
だったら一番盛り上がってスポンサーもある日本が一括して運営し、ショービズ重視では無く、野球好きな国をたくさん集めて名実ともに世界no1を証明できる大会にすればいいですね。こんな楽しい事に注目していないなら、残念なのはアメリカだと思います。
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日本でこれだけ盛り上がったからアメリカでも盛り上がっていて欲しいと思うのは人情だけど(若干、アメリカへの憧れやコンプレックスもあるかな)、まあ、実はそれほどでもないことは明らか(そもそも野球が日本ほど人気ではないから)。だからと言って「大した大会ではない」なんてことは全くなくて、これだけ日本を感動させてくれたのだからいいんじゃないかな。日本だってアメリカ中が熱狂して感動するアメフトのスーパーボールなんて、あまり関心ないもんね。選手の名前も知らないし。それと一緒では?
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そもそもがWBCはMLBが米で不人気になりつつある野球のイメージ回復に開催されたもの、野球人気国に期待した。時間が長いということも一因にあり、タイブレーク、今期ピッチクロックを設定している。当初16チーム参加、日本、韓国、中南米はそのレールにのり、5回目で最大28ケ国までの参加となり予選を行うまでに発展した。国際野球連盟はWBCを「世界一決定戦」と認定。米では残念ながら野球人気は回復しておらず、サッカーに抜かれ4位となっている。ただ、MLBはWBCが日本、中南米には浸透し、数字も上げてもらって感謝ということだろう。アメリカの投手陣は、すでに一部の記事、ナンバーにも書かれてあるとおりWBCは一線級のピッチヤ―陣ではなかった。MLBのコミッショナーは、今回の結果から米球団に対して一流選手を出してほしいと通達した。3年後のWBC開催には、真の米チームをみたいところだが、MLB球団しだいだろう。
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<まとめ>
WBCの優勝で幕を閉じた反響について、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演した前嶋和弘・上智大学教授のコメントが報じられています。
アメリカでは、野球は地元のチームの応援で、オールスターやワールドシリーズ以外は地元の話が広がっているとのこと。また、アメフトのスーパーボウルに比べて人気が劣るとの指摘がありました。
しかし、前嶋教授は650万人が視聴しており、WBCで日本や台湾など世界中から注目されたこと自体が野球が広がった功績であり、大成功だと評価しました。
世界的に注目を集めたWBCは、野球の価値観の多様性を示し、スポーツ文化の発展に大きく貢献したのではないでしょうか。